逃避

友人が来るまで横浜駅にいた.時間を潰すために携帯電話を取り出して何かしようにも もうすぐ電池が切れそうだった.というより そもそもそんな事に携帯電話を使う人間じゃなかった.っつーか そんな事以前に携帯電話を使う人間じゃなかった.最後に充電したのはたぶん 5 日前だ.

ただボーっと突っ立っていた.何を見るともなく見て,何を聞くともなく聞いた.ただ見えるものは人,ただ聞こえるものは雑踏.時々電車が頭上を通過する音を聞くと,その前後で行き交う人が増えた.そんな中で考えるともなく考えたのは 「今日これだけ大勢の人間を見たなら もう当分は見なくていいな」 やら 「女ってこんなに居たっけ」 など.もう自嘲するしか.

いや前者はともかく後者はある意味仕方がないというか,だって高専でも大学でも 男が少なくとも女の 3 倍以上は居た or 居る環境なんだから,かれこれ 7 年弱は見ていないことになr……外に出てないだけだよねそうだよねorz 今思い返してみれば,小学生の頃から既に引きこもりの傾向があったような.

実務訓練は来週で終わり.豊橋に戻ったら,こんなくだらねー事考えてる場合じゃない生活にまたすぐ戻るんだろうな.