氏名の表記

昨年度後期あたりから,公私問わず メールの末尾にこんな署名を付加するようにしている:

飯干 慶紀 (Yoshinori IIHOSHI)
y_iihoshi@hotmail.com

ここでちょっと意思表明しておきたいのが ローマ字表記の部分.

  1. 姓が先か名が先か

    日本人の氏名をローマ字で表記するとき,欧米の書き方に倣って 名→姓 の順に書く習慣があるけども,変な話だよねこれ.なんで自国の従来の習慣を変えて他国の習慣に合わせなきゃならんの.まぁそれを言ったら,日本語の横書きの方向が従来の 右→左 から 左→右 に変わってしまったのも変な話なんだけども.

    俺と同じように感じている人が最近増えているのかどうかは知らないけども,ローマ字表記時でも 姓→名 の順に書く人は増えてきているようだ.ということは,最近はこの 2 通りの表記がごっちゃになってしまってるわけだから,特に外国人から見ると どちらの順で書かれているのか分かりにくくなってる.

    これを回避すべく用いられている表記が,姓を全て大文字で書く方法.こうすれば姓を先に書こうが後に書こうが区別できる.

  2. 長音の扱い

    これ,どう書くのが standard なのか未だによく分からん.例えば 「道路」 は “douro” なのか “dôro” なのか “doro” なのか “dohro” なのか.俺の姓だったら “iihoshi” なのか “îhoshi”なのか “ihoshi” なのか “ihhoshi” なのか.

    いやさすがに最後のはないだろう.だって読もうと思ったら 「イッホシ」 って読めてしまうんだよ ? 何これ.それから 3 番目のは 「イーオシ」 と読めなくもないな.だとしたら 1 番目のは 「イイーオシ」 にも読めてしまうのか ? 思い返してみれば外国人教師にそんな風に読まれてた気がするなぁ.

    ま,まぁ,そんな事を考えつつも 一番無難と思える “iihoshi” をずっと使ってる.

と,いうことで,俺が自分の氏名をローマ字表記するときは 今のところ前出のように書いてる.